カテゴリー別アーカイブ: 心理学

自分の考え方の癖を知ってみよう:自我状態とは?

人間関係

自分の考え方の癖を知ってみよう:自我状態とは?   今回は 「自我状態」 です   自我状態とは?   簡単にいうと ひとつの事実に対して 何らかの感情が浮かんだときに そう思うようになった要素 というのが3つあり   その3つの影響の強弱によって 出てくる その人の性格、考え方の傾向 (自我状態) のことで、   P : 「親」 の自我状態 (Parent) A : 「成人」 の自我状態 (Adult) C : 「子ども」 の自我状態 (Child)   となっております     P : 「親」 の自我状態 (Parent) 親、祖父母、または親がわりになった人など 自分に影響を与えた人の考え方、行動を 「模倣」 します   さらに   CP=厳格で批判的な父親のような自我状態 NP=世話好きで思いやりのある母親のような自我状態   に分かれます。       A : 「成人」 の自我状態 (Adult) 「今ここ」 で起こっている状況に 直接反応している思考・感情・行動です       C : 「子ども」 の自我状態 (Child) 自分が子どもの頃に 「経験」 していたのと 同じような思考・感情・行動をします   さらに   FC=自然な子どものように自己表現ができる自我状態 AC=順応的で周囲に合わせるような自我状態   に分かれます。     ひとつの事実に対して この3つ(5つ)のうちの どれかが感情として出てきます。   どれが出るかは この3つ(5つ)のうちの その本人に対する影響度によって違います   また 同じ事実が 別のときに起こったときでも 相手が違ったりすると 同じもの(感情)が出てくるとは 限りません         例として 部下が上司に怒られている、 とします。   このとき上司や部下は どういう感情でしょうか?   P:「親」   上司が部下に対して 「(すごい腹がたつ)」 「今度は気をつけてね」 という親などからされたことの 「模倣」です       A:「成人」   上司が部下に対して   「とりあえず今は リカバーすることを考えよう」   現状を冷静に分析した 感情、行動です。     C:「子ども」   部下 「(怒られるどうしよう)」   子供のころの 「経験」 が、出ます。   これを見て ぱっと思い浮かぶ、 しっくりくる のはどれですか?   それが あなたの 「自我状態」 です。     こんな感じで 心理を探っていきます。     P : 「親」 の自我状態 (Parent) を、考えます   親のような自我状態・ペアレント(Parent)とは、 私たちが子供のときに、 両親がよく言っていた考え方や行動のしかたを いつのまにか同じように 「模倣」 している自分の部分です。   そしてペアレントは、 さらに 「CP 批判的な親のような自我状態」 と 「NP 保護的な親のような自我状態」 の 2つにわかれます。 CP:批判的な父親のような自我状態 行動、言動としては 「規則正しい」 「決まりを守る」 「けじめをつける」 など   社会規範に関する部分です   度合いの強さによって、 メリット、デメリット 両面あります   たとえば、 会社の上司や管理者の CPの度合いが   強すぎると⇒ 「厳格すぎる」 「圧迫する」 「職場の雰囲気がぴりぴりする」 など   弱すぎると ⇒ 職場や、部署全体が 「時間にルーズ」 「なんとなくだらしない」 など     NP:保護的な母親のような自我状態 言動、行動としては 「人に対して愛情深い」 「養育的」 「人の世話をする」 「優しく接する」 「元気付ける」 面倒をみたりする部分です。   こちらも 度合いの強さによって、 メリット、デメリット 両面あります       会社の上司や管理者の NPの度合いが   強すぎると⇒ 「過保護」 「過干渉」 「部下の自立の妨げる」 など   弱すぎると⇒ 部下の気持ちとして 「フォローされない」 「仕事に安心して打ち込めない」 など が、 考えられます   あなたの会社の上司、管理者は どんな感じでしょうか?   その方の考え方などは その方の親、 会社だと さらにその上司の影響なのかも? と、考えてみましょう   また、 自分の考え方のくせが どれかに当てはまりそうなら 親の影響が強い と、 いえるかもしれません   ただ、性格の傾向、考え方のくせ なので、 どれがいい、悪いと言うのは 基本的にありません。   日常生活で特に問題がなければ それは、 「個性」 ということで いいとおもいます     しかし 上記の場面で マイナスの感情になる ということがあれば その場面のことを よく思い出してください   そして、 このとき 事実と感情を分けるように してみてください   たとえば、 電車で携帯で話している人がいたとして 「(マナーは守れよ)」 と、 思ったとします   事実: 電車で携帯で話している   感情: マナーを守れない人に怒りを覚えた   となります。   これは CPが少し強めのようです   となると 可能性としては 誰かの考え方の 「模倣」 であるということです   あなたに そういう傾向を与えた人は・・・     この段階では このことが いい、悪いではないので 「こういう場面では そういう考え方のくせがある」 と、思うくらいでいいと思います   C : 「子ども」 の自我状態 (Child) です   自分が子どもの頃に 「経験」 していたのと 同じような 思考・感情・行動をします   さらに FC=自然な子どものように 自己表現ができる自我状態   AC=順応的で周囲に合わせるような 自我状態   に分かれます。   FC: 本能的な欲求・感情に基づいて 明るく天真爛漫に振る舞おうとする自我状態であり、   他者や社会のルールに束縛されない 自由な行動と感情表現が特徴である。   親の躾や 学校の教育、社会規範の影響を 受けていない、   子ども時代の思考・感情・行動のパターンが 持続しているもので、 自己中心的で幼稚な側面もあるが、 純粋な喜びや興奮を感じている時には FCが強くなりやすい。   FCは 社会規範や現実適応から逸脱した 自分中心のわがままな振る舞いになることもあるが、 『幸福感・想像力・好奇心・創造性』 を生み出す源泉にもなっている。     AC: 両親の躾や学校の教育に 素直な態度で順応しようとする自我状態であり、 自分の自然な感情や欲求を押し殺して 周囲の状況(他人の指示)に 合わせようとする傾向がある。   社会常識や権威的な人物(目上の相手)、 両親の指導に対して素直に従い従順なので、 一般的に礼儀正しくて 社会適応の良い人と見られやすいが、   一方で自分の欲求や感情を 過度に抑圧することで ストレスを蓄積しやすい問題がある。   社会環境や対人関係に 円滑に適応しやすい 自我状態であるが、   自然な感情・価値観を抑圧して 我慢することによって、   自己嫌悪や劣等コンプレックスが 強まりやすくなる。   ACの適応性が限界に達すると、 その反動としての 恨みや敵対心(攻撃性)が生まれたり、   『相手への依存性』 が いじける行動や 拗ねる態度に転換されることもある。   引用:“http://www5f.biglobe.ne.jp/~mind/”より   となっております。   こちらも 度合いの強弱によって メリット・デメリット 両面あります。   最後に A : 「成人」 の自我状態 (Adult) です   「今ここ」 にある状況を 冷静な分析により判断をくだす という自我状態です。   「成人」 の自我状態にも メリット・デメリット 両面ありまして 強すぎると 冷淡で温かみのない印象を 与えることになります   自我状態は以上になります     「自分自身の考え方」 「ある感情によくなる」 といったことの元になっていることは 3つ(5つ)のうちのどれか になります。   あとは、 それぞれの強弱、バランスによって 自分自身、または相手の 性格、考え方に影響を与えているんですね   たとえば、 何かの事実に対して 「怒り」 と言う感情が起きたときに   ちょっとだけ 「なぜそういう感情になったか?」 と、考えてみましょう   目の前の事実に怒ってるのは、 確かですが、   その事実があったとき 「怒り」 という感情を選択するように 影響を与えているものが なにかあるのかもしれません   そうなると 「怒り」 の原因は   目の前の事実以外のこと にあるのかもしれない   こんなことが考えられます。   P「親」、C「子」は 特にご自身の過去から 来ているところなので、 時々自分の過去のいろんなことを 再確認してみるのもいいと思います     これをふまえまして 「エゴグラム性格診断」 です   この性格診断は 「自我状態」 が、あなたの中で どのくらいの影響度があるのか? を見ることで   どのような考え方のくせ(傾向) が わかるようになっています   この性格診断を丸ごと載せると いろいろ大変なので   いくつかおすすめのサイトを 紹介します。   そちらのサイトで ぜひ、診断してみてください     エゴグラムで性格診断,詳しいパターン分析ができます   セレンディピティ   エゴグラム 交流分析心理テスト       診断は 終わりましたでしょうか?   それぞれの 質問の目的は サイトによって微妙に違いますが P(親) A(成人) C(子) の、影響度をみています   たとえば、 質問が   1.規則やルールは守る? 2.人との約束は守る? 3.人の過ちは許せない?   これに対して, yes,no,どちらでもない を、選ぶのですが   これは CP:厳格な父親のような自我状態 の強さをみるためです   同じように他の質問も   NP(保護的な親の心) A(合理的な大人の心) FC(自由な子供の心) AC(従順な子供の心)   の度合いが、 わかるような質問になっています   そして すべての質問に答えていくと 5つの自我状態のバランスがでます   それが、 自分の考え方のくせ 傾向、性格 となります これをやると 自分自身の意外な ところに 気づくかも知れませんよ   今回は以上です   最後まで読んでいただいて ありがとうございました        続きを読む

他人のことを真剣に考えてあげれば、ここまでできるのです

お悩み相談

対面でなくてもここまでしてくれる人がいる   ちょっと難しめのお話が続いたので たまには軽めのお話です。   心理学関係のことをいろいろ 書いてきましたが、 基本的には、 自分、または他人を どちらかと言えば嫌い という前提で書いております。   自分も当然聖人君子ではないので 自分や他人を嫌いになったこともありますし 逆に嫌われたことは当然あります。   まだまだ勉強不足ではありますが 自分の経験なんかが 「役にたった」 「知りたかったことがわかった」 ということを目標にしてます。   そこで、 自分の悩み事に対して 他人はどこまで聞いてくれるのか? というのを、 少し勉強させていただきました。     「お話相手」 「愚痴聞きます」 というところ数件に いろいろ聞いてみました。   (あまりに高額料金のところは除く)   内容は まったくの創作だと リアリティがなくなるので 以前いた会社で実際にあった 人間関係のトラブル的なことにしました。   自分によくあった人間関係の悩みは 「仲良かった人が急に冷たくなる、 会話どころか挨拶もされなくなる」 です。   これホントに多いんです。   何件かほぼ同じことを 聞いてみましたが、 一番自分の中で ひどかった回答は 「嫌われるのは生理的に嫌われてる可能性あり」 「だめもとで動け」 「失敗も大きい目で見れば前進」 「実は答えはあなたの中にある」 というものです。   回答をしてくれたのは女性の方です。 なぜ、ひどいと思ったか というと、 最初の概要的な質問のときに すでにこの答えが ずらーっと返ってきまして、 「何かのマニュアルのコピペ?」 と、おもったくらいです。   一番よかった方は 「ここのところの状況をもっと教えてください」 「LINEであれば、どういう会話をしたか 何百通でもいいので、やりとりを教えてください」   お言葉に甘えさせていただきまして、 こちらからは6000文字以上の送信、 先方からも4000文字以上の返信をいただきまして   最終的には 先方から 「こんな感じでは?」 と、いただいた答えが   自分がうっすら感じていたこと そのもので ホントにびっくりしました。   直接対面で話してなくても ここまでできるんだなあ と、 感動すらおぼえたくらいです。     他人(相手)のことを 「もっと知ろう」、 「興味を持とう」   マイナスのことを 言われたり、されたりしても 「なんでそう考えるんだろう」 「なんでそういうことをするんだろう」   逆に 自分自身に向けては 「どうしてそう考えるんだろう」 「どうしてそう思うんだろう」 と、自分に興味をもてば   また、ちがった世界が広がるんだなあ と、 確信しました。   いまつらい状況に置かれている方でも だれかしら、 あなたの言葉を聞いてくれる人が いれば、 必ずその困難はいい方向へ向かうはずです   また、他人の言うことには とりあえずでも じっくり聞くだけでいいので やってみてください (意外と難しいですよ)   そんなことを思った1日でした。   最後まで読んでいただいて ありがとうございました  続きを読む

自分の考え方の癖を知ってみよう

心理学

自分の考え方の癖を知ってみよう     今回は 「認知フィルター」 です。   1.スプリッティング(全か無かの思考) 2.~すべき思考 3.行き過ぎた一般化 4.心のフィルター 5.マイナス化思考 6.結論の飛躍 7.拡大解釈、過小解釈 8.感情の理由づけ 9.レッテル貼り 10.個人化 (wikipediaより)   例としては、 コップに水が半分入ってます。 1.「まだ半分ある」 2.「もう半分しかない」 どちらだと思いますか? みたいなことです。   これで 考え方の癖を知ることができます。   これを考えたのは デビッド・D・バーンズという人です。 彼は 「歪んだ考え方が マイナスの気分を生み出す」 と述べていてます。       1.スプリッティング(全か無かの思考) オールオアナッシングです。 白か黒か。 善か悪か。   テストであれば 「99点も0点もいっしょ」 (99点でも失敗) みたいな考え方です。   いろいろ調べましたが、 「1点取れれば0点じゃないからOK」 (0点じゃないから成功) という、 極端なプラス思考ということには ならないようで、   他人を評価するときに、 褒めちぎっていたかと思えば ささいな失敗をしたときに 今度は全否定して、 罵倒や、殺意を覚えるところまで 行く人もいます。   あまりに極端すぎると 境界性パーソナリティ障害や 自己愛性パーソナリティ障害 の可能性があります。   2.~すべき思考 『すべき思考』とは、 『するべきだ』 『するべきでない』 『しなければならない』 『してはならない』 正解は1つ、 それ以外は不正解 という決めつけていること です。   行き過ぎると 「完壁主義」 と、なります。   自分に厳しく、 また他人にも厳しくなりがちで、   自分がなにか大きくミスをしたときに 心のなかでその対処がうまくいかずに その反動で、 いままでできていたことが まったくできなくなってしまう人もいます。     3.行き過ぎた一般化 一般化というのは ステレオタイプ化のことです。 『行き過ぎた~』というのは 少数の事実、意見を 全体の事実、意見 だと思い込むことです。   「最近の若い者は・・・」 「美人は性格が悪い・・・」   子供のときの経験が 『行き過ぎた一般化』 になるうることもあります。   自分の思うとおりに やったら怒られた。 ⇒ 自分の思うとおりに やってはいけないんだ   と、 本人にとっては真実のことなので 自分の中でルール化 (一般化) されます。   これで 大人になっても 自信のないようになる という可能性があります。   4.心のフィルター 5.マイナス化思考 これはどちらも マイナス思考ですが 良いこと、ポジティブなことに 対する捕らえ方が少し違います。   「心のフィルター」 は、良いこと、ポジティブなことを 遮断してしまって 意識できなくなる、見えなくなる、 そして、悪いことばかり思い出す、 という状態です。   極端に言えば、 いいことがたくさんあっても 1つの悪いことにこだわって そのことばかり考えてしまいます。   「マイナス化思考」 は、良いこと、ポジティブなことを 良いと考えられなくなったり、 良いことを悪く置き換える という状態です。   仕事がうまくいった ⇒ 過去の失敗の埋め合わせなだけ   何かいいことをした ⇒ 私はホントは偽善者だ   こんな考え方です。   「心のフィルター」 より 「マイナス化思考」 のほうが、 より状態が悪いとされています。       6.結論の飛躍 順を追って考えられた 結論のようにみえても、 どこかで合理的な思考を飛び越えた 答えが導き出されます。   そして導き出された答えは 基本的にネガティブです。   論理が飛躍する過程については 2種類あります。     6.1.心の読み過ぎ・読心術 相手のちょっとした言動だけで 実際に本人には確認せず、 相手がどう思っているかを 決めつけてしまうことです。   挨拶したら、挨拶が返ってこなかった   ⇒ 私が何か悪いことをしたかも ⇒ 自分のことはホントは嫌いなんだ   こんな発想の仕方です。   挨拶が返ってこなかったのは 事実だとしても   ⇒ 聞こえなかった ⇒ ほかのことを考えていた ⇒ 別のことで機嫌が悪かった   など   本人にまったく関係ない理由を 考えられなくなります。     6.2.先読みの誤り・間違った予言 誰にもわかるはずのない未来を 決めつけてしまうことです。   どんな非現実的であっても、 必ずそれが起こると信じてしまいます。   『わたしは一生不幸だ』 『わたしは永遠に孤独だ』   というような思考です。     7.拡大解釈、過小解釈 7.1.拡大解釈 自分については短所や失敗を、 他人については長所や成功を 過大評価します。   7.2.過小評価 自分については長所や成功を、 他人については短所や失敗を 過小評価します。   逆のパターンは たまにあるようですが 「オレってすげー」 という発想が強すぎる人は それはそれで別の問題がありそうですが・・・   では、 どうしてこういう発想になるかといえば 「二重基準」 とよばれる考え方にあるようです。   相手はyes、自分はno という 対象によって基準が違うのです。   相手はok,自分もok とは ならないんですね         8.感情の理由づけ 感情が先で、理由が後になることです。   感情のほうが正しい ⇒ 正しくなるように理由をつける   といった感じです。   例: 「不安を感じている。 ⇒ だから失敗するに違いない。」   「自分で生きている価値がないと感じる。 ⇒ だから本当に生きている価値のない人間だ」   「これをやりとげる自信がない。 ⇒ だからきっとやりとげられないにちがいない」   例では、 その感情は正しいの? 根拠は何? と、思いますが、 それを後付けで判断してしまいます。   冷静に考えれば 因果関係に無理があります。   さらに 例では自分に向かってますが 他人に向かうと ちょっとやっかいなことになります   「あの人の言動は私を不愉快にさせる。 ⇒ だから、あの人は全く価値のない人間だ」   なんとなく、危険な感じがします。       9.レッテル貼り レッテルを貼ること自体は 誰でもありそうですが 問題になるのが   そのレッテルが マイナスのイメージであることと そのイメージが固定化されて 修正できなくなることです   レッテル貼りは 自分に向かうと 自虐、自己卑下 他人に向かうと 人格攻撃 になります。     10.個人化 簡単にいうと 何でもかんでも自分のせいに してしまうことです   まったく自分に責任が無かったり、 自分だけの責任では無いことにおいて、 すべて自分が悪いと 必要以上に自分を責めたりします。     認知のゆがみ 認知フィルターは以上ですが、 物事を素直にとらえず 自分のフィルターをとおして 事実を解釈するので 事実がゆがんで受け止められます   これを 「認知のゆがみ」 といいます。   そして 人間の悩みのほとんどが この 「ゆがみ」 から来ているそうです。   読み返してみると よくわかると思いますが 思考が基本的に後ろ向きです。   こういう発想になりがちな人は、 そういう風に考える 「癖」 が、 あるからです。   では、 そういう発想を なるべくしなくなるような 対策を 考えてみます。   一番は 『「事実」と「感情」をわける』 ことでしょう。   とりあえず 事実は事実として そのまま受け止めるようにしましょう   たとえば   「仕事を失敗した」 ⇒ わたしのせいだ   となりそうですが   いったん 「仕事を失敗した」 という事実だけで、切ります。   根本的に 仕事で失敗したのかどうかも 本当なのか怪しい可能性もあるので とにかく事実だけを積み重ねていきます。   納期に遅れた 規格が違った 数量が違った 欠員が出て負担が増えた   それぞれの原因に なりそうなことを考えます   納期に遅れた ⇒ 機械がストップした ⇒ 材料の納品が遅れた ・・・・     そこまで考えてみて 自分の責任の範囲を 考えてみます。   担当ならば 直接頭を下げなければ いけないところではありますが、   100%あなたのせい となる場面はほとんどないとおもいます。   責任の回避や転嫁は よくないと思いますが 「範囲」 というものがあるので   その「範囲」のなかで できることを考えていけば いいのではないかと思います。   人間、いいことが続かないと ネガティブ思考になりがちですが、 なんでもかんでも背負い込むこと 自分のせいにしないことです。       全体的に言えるのは 事実の前にすでに感情があるイメージです。   起こった事実を いったんそのまま受け止める ということができれば いいのでしょうけど、   そうなっていない原因が あるのでしょう。   これはまた別の機会にでも。   最後まで読んでいただいて ありがとうございます    続きを読む

母親と娘:本気で嫌いな親子関係になる人たち

人間関係

 本気で嫌いな親子関係になる人たち   今回は 「母親と娘」 です。   人間が生まれてきて 一番最初に出会うのは 親ですが、   自分の子供と うまく接することができない 母親もいるようで   本気の 「娘に嫉妬する母親」 「娘を敵視する母親」 「娘が嫌いな母親」 がいることです。   母親からすると 娘を完全に 「一人の女性」 と、 見ていることが多く、 父親と娘が仲良くしているのを 許せなくなる母親もいます。   子供としては、 親から無条件の愛情を求めますので、 極端なことをいえば、 「娘の不幸を望んでいる母親」 だった場合は、   母親の愛情を受けるために 「自分が幸せになるのを遠慮する娘」 というひとも実際にいます。   「母親が自分と比較して、 娘の幸せ度が70%」 が分岐点 という説がありまして、   母親が自分と比較して、 娘の幸せ度が70%以下だと、 娘が幸せになるように応援しますが、   母親が自分と比較して、 娘の幸せ度が70%以上だと、 娘の幸せに嫉妬して、 それを落とすような行動をする、 というものです。   例としては、 娘が結婚相手に選んだ人が、 母親の自分の結婚生活の幸せ度と比べた場合、 「自分よりも娘の方が幸せそう」 と、感じれば 娘の意思とは無関係に その相手と別れるように言ったり、 その結婚がうまくいかなくなるような 言動、行動を 母親がとったりします。   逆に、 母親が 自分の結婚生活の幸せ度と比べた場合 自分のほうが上 と感じれば、 その場合も娘の意思とは関係なく 結婚を勧めてきたりします。   単純に娘の幸せを願うのではなく いったん、自分に置き換えてしまいます。 厄介なのは、 すべて無意識に行われているところです。         また、 娘の方も 大人になっても 母親の影響を強く受けている場合は   愛情をあまり感じない相手や、 なんとなく結婚しなさそうな人でも、 母親の言うとおりに結婚してしまい、 何年かあとに 実は愛情はない結婚相手だと 思い直した場合、 いろんな不幸なことが 起こってしまうようです。   実の母親の場合、 社会人になるまでは、 関係を完全に切れるというのは なかなか難しいので、 「もしかして、自分の母親は・・・?」 と、思った場合は 母親に考え方の改善を求めるのは、 大変なので、   娘の方で、 身近な人で 本当の自分を理解してくれる人 との交流を なんとか増やしていきたいところです。   また 親の思い通りにしないことに対して、 罪悪感をもたないように しましょう。   親には親の 子供には子供の 人生があります。   なかなか 簡単ではないですが、 がんばりましょう。   この回終了です。 最後まで読んでいただいて ありがとうございます。  続きを読む

他人の視点で物事を考えてみる:心理テスト「サリーとアンの課題」

心理学

  他人の視点で物事を考えてみよう   今回は 「サリーとアンの課題」 です。   なんか 有名なテストらしいのですが 最近はじめて知りました。   こんな問題です。 ① サリーはビー玉を 自分のバスケットの中に入れました。 そして部屋を出ていきました。   ② それを見ていたアンは サリーのバスケットの中からビー玉を取り出して 自分の箱の中に入れました。 そしてアンは部屋を出ていきました。   ③ このアンの行動を知らないサリーは 部屋に戻ってきました。   ④ サリーは自分のバスケットとアンの箱、 どちらからビー玉を  取り出そうとするでしょうか?     正解は「バスケット」です。 これがわからないと 「ちょっと問題あり」 だそうで・・・     自分も最初にやったときに 「バスケット」 で、いいんじゃないの? なにか問題でも?   もしかして、わからないから 自分がなんか変なのかと思いましたが、   この問題の答えを 「(アンの)箱」 と、 答える人が一定数いるようで、   なぜ間違えるのか? その理由を聞いて納得しました。 (それでいくと、自分はおそらく正常)   なぜ、 アンの箱と答えるかというと、 「自分が見てたから」 という理屈らしいです。   サリーが見てない という考え方ができないらしいのです。   これが 「他人の視点(気持ち)で、 物事を推察できるかどうか」 が、わかるそうです。   実際には、 4歳から10歳前後のこどもにやる テストらしいのですが、   ガチで間違える大人も そこそこいるようです。   見たものを 見たまんまにしか 理解できない人 ということです。   似たようなテストがあります。   「太郎と花子の課題」 太郎と花子は公園にいました。   そこの公園でクレープ屋さんが クレープを売っていました。   太郎はクレープが欲しくなりましたが お金がありませんでした。   クレープ屋さんが 「ずっと公園にいるから家から お金を持っておいで」 と言ってくれたので、   太郎は花子を残し、 お金を取りに家に帰りました。   しかし、 クレープ屋さんは気が変わって、 花子に 「公園で待つのはやめて スーパーマーケットへ移動して そこでクレープを売るよ」 と言ってそこを立ち去りました。   花子は そのことを太郎に伝えようと思い、 太郎の家に向かいます。   しかし、いざ太郎の家に到着してみると、 太郎は出発した後で 会うことができませんでした。   一方、 太郎は、道の途中で近所のおばさんに会い、 クレープ屋さんが公園から移動して、 スーパーマーケットへ行ったことを聞きました。   この時花子は、 太郎がどこへクレープを買いに行ったと 考えるでしょうか。     正解は、「公園」です。   「スーパーマーケット」 と答える人もいたりしますが   「花子からしてみれば、 太郎はクレープ屋さんが 移動したという事実を知らないはずだ」   と考えることができず、 クレープ屋さんが今どこにいるか という事実に目が向きます。     もうひとつ   前もってジョンから見えない所で、 お菓子の箱の中に ぬいぐるみを入れておきます。   お菓子の箱をジョンに見せ、 何が入っているか質問します。   ジョンは 「箱の中にはお菓子が入っている」 と答えます。   お菓子の箱を開けてみると、 中にはぬいぐるみが入っています。   そして、お菓子の箱を閉じます。   「この箱をエミリー (その場にいない人) に見せたら、 何が入っていると言うと思う?」 と質問します。   正解は「お菓子」です。   「ぬいぐるみ」 と答える人も一定数いまして、 理由は同じようなことで、 相手の立場からの推察が 苦手(できない) ようです。       よく、 他人の気持ちがわからない という人がいますが (自分も正直わかってないです。)   このテストから とりあえずは人間としての 「相手の立場から考える」 というのは、   ほとんどの人が出来ているなずなので、 悩む理由は また別のところにある と考えればいいでしょう。   その方法については また次回以降に     今回も最後まで読んでいただいて ありがとうございます。 では。  続きを読む

自分の心が傷つきそうになったときには・・・

心理学

自分の心が傷つきそうになったときには・・・     今回は 「防衛機制」 その2、です。   おさらいしますと 「防衛機制」とは 不安、葛藤、フラストレーションなど、 自分の心が傷つきそうになったときに その不安などを、解消、軽減して 心の安定を図ろうと、 自動的に(無意識に)働く 心の動きのことです。   まず、スタートは 「1.抑圧」 です   不安、葛藤、フラストレーションなど、 自分の心が傷つきそうになったときに、 そのことを忘れようと 無意識の下に置こうとする心の動きです。   ただ、この感情は 消えてなくなったわけではないので 何かのときに、 意識、思考、行動に出ようとします。   この出ようとしたとき、 ごまかすために 以下の「防衛機制」が 働くことになります。   2 同一化 自分の尊敬する人や理想とする人の 振舞いや特徴を真似て 欲求を満たそうとすること   カッコイイと思う人のマネをすることで、 自分はカッコ悪いのではないかという 不安を取り除いたり、 自身の劣等感やコンプレックスを 抑圧しようとします。   ただし、 スポーツや学問、技術的なことは 上手な人の真似をして成長していくので、 いい部分もあります。   3 投射(投影) 自分の中にある 受け入れたくない不都合な感情や衝動を、 他人のものだと思い込むこと。   人間は他人にはなれないので、 相手の感情を 自分の感情を基準にして理解しようとします。   他人に感じる一方的な嫌悪感は、 自分の一部分に対する嫌悪であることが ほとんどです。   4 退行 以前の発達段階に戻ることにより、 愛情や注目を求めたり、 欲求を満たそうとすること   5 反動形成 無意識の中に抑圧されている強い感情や衝動が、 正反対の傾向となって行動などにあらわれること。   強い憎しみを抱く相手に対して、 好意的に愛想よく振る舞ったりする。   子供のころいた、 好きな女の子をいじめる男の子 というのが、わかりやすいでしょう。   大人になってからは、 「親を憎んでいるのに、親孝行する」 「子が嫌いなのに、溺愛する」 という例もあります。   これは、 本心とは 反対の行動を取り続けるので、 精神に追い詰められたり、 反動で感情が爆発したりする 可能性もあります。     6 置換(置き換え) 欲求を本来のものとは 別の対象に置き換えることで 充足すること。   『八つ当たり』 が、 わかりやすいと思います。   また、 嫁と姑の関係がうまくいかない 原因の1つとして、 この「置き換え」が考えられます。   嫁は自分の母親に対する抑圧を 姑に感じ、 姑は自分の子供に対する抑圧を 嫁に感じるため、 です。   7 攻撃 欲求不満の原因となるものを 傷付けることによって それを解消しようとするもの   家庭内暴力や組織における パワハラ のような犯罪として 現れることもあります。   また、 自傷といった自分自身への攻撃に 向かうこともあります。   8 昇華 性欲や破壊の衝動といった「暗い欲求」を、 スポーツや芸術など、 社会的に価値の高いことに向かう エネルギーに変換すること。   「暗い欲求」が 「うまく変換できたとき」 の場合が、昇華です。   うまくいけばいいのですが、 挫折した場合、 病的な状況になったり、 他の防衛機制が見られるようになります。   9 分離 強い感情を伴った観念から 感情を引き離すこと。   何度も施錠などの 確認行為を繰り返したりするのは、 強迫的な行為をすることにより 受け入れがたい感情から切り離すため、 といわれています。   この分離が強く出る人は、 知的合理的に物事を運ぶことが得意な反面、 自然で人間らしい感情表現が乏しく、 冷淡、残酷だと言われる傾向があります。   10 逃避 困難な現実から逃れようとすること   試験の前日に部屋の掃除に時間を費やす。 試験という苦痛を伴う現実を忘れたいために、 掃除という別の現実へ没頭することで 試験のことを忘れようとする逃避行動。   学校に行きたくないから熱を出す。 実際に熱を出したり下痢を起こしたりする、 また原因の分からない病気など。   仕事依存 仕事が忙しくて休む暇がないという人には、 夫婦や家庭に解決しなければならない 問題を抱えていることが多い。   無意識的に自ら忙しく働くことで 向き合うべき問題から逃避する行動。 などです。   以下は、次回以降で 11 合理化 12 補償 13 摂取 14 転移 15 知性化       前にも書きましたが、 「防衛機制」 は、 人間の心が反射的に 自分を守ろうと していることなので   この反応が出るのは、 人間としては、 ある意味当然の事。   ただ、 「防衛機制」 は、 あくまでも一時的な回避なので、 この原因となることを解決しないと この反応が一時的では なくなる可能性もあります。   自分または相手が 「防衛機制」 の、反応が見られるようでしたら、 原因を見つけるのは 簡単ではないですが、 「もしかしたら・・・」 という考え方をしてみれば いいと思います。         今回も 最後まで読んでいただいて ありがとうございます。  続きを読む

誰も傷つきたくはないのです。心の防衛機能について

心理学

誰も傷つきたくはないのです。   今回は 「防衛機制」 です。   不安、葛藤、フラストレーションなど、 自分の心が傷つきそうになったときに   その不安などを、解消、軽減して 心の安定を図ろうと、 自動的に(無意識に)働く 心の動きのことです。   ただ、この仕組み自体は 働くことはわかりますが、 これは、無意識に行われているので、   いつ、どのように、どういう行動に出るのか、 本人にもわからないことがほとんどで、 場当たり的なことも多く 矛盾した行動を取ることもあります。   防衛機制にはいくつか種類があります。   心の安定を図るための行動として、   1 抑圧 2 同一視 3 投射 4 退行 5 反動形成 6 置換 7 攻撃 8 昇華 9 分離 10 逃避 11 合理化 12 補償 13 摂取   などです。   今回は、1.抑圧についてお話します。   防衛機制ののほとんどは この「抑圧」に対するものです。   「抑圧」 とは、 自我を脅かす願望や衝動を 意識から締め出して意識下に押し留めることであり、 意識されないままそれらを保持している状態である。   精神分析において想定される自我の防衛機制のうち、 最も基本的なものと考えられている。   (wikipediaより)     しかし、 その意識などは ずっと無意識下におくことはできないので 思考、行動に出ようとするときがあります。   この抑圧された 願望や衝動、意識の代わりにとられる行動が (ごまかそうとする行動) 2.同一視以下の項目 いうことになります。         わかりやすい例をあげますと   「失恋の痛手」 ⇒ 認めたくない、傷つきたくない ⇒ その感情が「抑圧」される ⇒ その感情感情から逃れようとする 「10.逃避」 ⇒ お酒で紛らす   または   「失恋の痛手」 ⇒ 認めたくない、傷つきたくない ⇒ その感情が「抑圧」される ⇒ 通常、感情と思考、行動は 一致するのですが、 その事実を受け入れると 心が壊れそうなときは、 感情と思考を切り離してしまう 「9.分離」 ⇒ つらいことがあったはずなのに にこにこしている   こんな感じです。 抑圧された感情に対して どういう「防衛機制」が出てくるかは、 本人にもわかっていないことが多く (無意識に出る) 抑圧された感情の原因を 改善する必要となる場合もあります。     自分も相手も 人間生きていれば いろんなことがありますので、   もし 「?」 と、 思うような言動、行動が見られても   「なにかそうなる原因があったらしい」 「人間の心のシステムとして当然」   と考えるようにすれば、 また、人に対しての見方が 変わるようになると思います。   次回以降は 「1.抑圧」以外のところを 書いていきたいと思ってます。   今回も 最後まで読んでいただいて ありがとうございます。続きを読む

あなたは子供のころ、ちゃんと親の愛情を受けてきましたか?

心理学

今回は 「自尊感情」 です。   "self-esteem" の日本語訳とされていて 「自己評価」 「自分の価値」 などども言われます。   意味合いとしては、 "他人から干渉されず 他者から受け入れられ、 自分を高く評価しようとする 感情ないし態度のこと"   自分で自分のことが 好きかどうかは この「自尊感情」の、 高低の度合いや 肯定感がつよいか 否定感がつよいか に、 影響されます。   これを「自尊心」ともいいます。   この自尊感情は いつ出来上がるのかといえば、 ほとんどの場合、幼少期で 自分の親との係わり合いの中で 作りあげられていきます。   自分の親から 好意的な評価を受けて育てば、 自分自身に対しても好意的な評価をし、   否定的な評価を受けて育てば、 自分自身に対しても否定的な評価をするように なります。   ただ、 人間の本能として、 赤ちゃんや幼児は 自分で食料の調達や、 身の回りのことは出来ないので、 親の愛情を 自分に向けさせることが必要です。   好意的評価を受けている場合は、 そのままでいいと思いますが、 否定的評価を受けている場合にでも、   「否定的評価を受けいれることで 親の愛情を向けさせる」 「親の態度に逆らうと、 面倒をみてもらえなくなる」   という行動を無意識に取ります。   食料を与えてもらわなければ 生きていけない、 と、人間の本能がわかっているようです。   幼少期から 親からの好意的評価を受けるというのは 「自分がよく思われている」 「自分の存在を認めてもらってる」 ということなので、   「自分のことを、認めてもらいたい」 という、「承認欲求」を 子供のうちに満たされていくことになります。   この 「承認欲求」 も、人間の本能なので、 必要な時期に 必要なだけ満たされなければいけません。   幼少期に 「承認欲求」 が、 満たされないで大人になると 「承認欲求」 を、常に求める大人になる といわれています。   自分の自慢話や成功話、 自分の知り合いにすごい人がいる という話が多い人は 「承認欲求」 が、強い人 といえます。   自分を認めもらいたい すごいと思われたい というのが、強いんですね。   よく子育てで 「甘やかすと甘えた大人になる」 といわれますが、   最近はその逆で 「子供のうちに 子どもが満足するまで甘やかしておいて そ れを親が受け止めてあげれば、 子供は満足して次第に 甘えた行動を取らなくなってくる」   という考え方が主流のようです   子供のころに満たされなかった人は 大人になっても甘えたいんですね。   自分も他人も この 「自尊感情」 「承認欲求」 の、 度合いに注意しておけば   自分も相手も どんな人間なのか なんとなくわかってくるのでは ないかと思います   今回も 最後まで 読んでいただきまして ありがとうございます   では。続きを読む

相手に動いてもらうための自己主張を上手にやろう

人間関係

「アサーション」とは?   今回は 「アサーション」 です。   聞きなれない言葉ですが、 「他者を攻撃するでもなく、 他者も自分も過不足なく尊重しながら行う 自己主張のこと」 です。   ずっと、他人の話の聞き方だったので、 たまには自己主張のお話です。   自己主張なので、 何でもかんでも言い分を通す というイメージですが、 そうではなく、 自分のことも 相手のことも 気遣った上での自己主張 ということになります。   Weblio辞書に わかりやすい説明があったので引用しておきます。 アサーションとは 適切に自己主張をするための コミュニケーションスキルである。 アサーションは1950年代にアメリカで、 自己主張を苦手とする人を対象とした カウンセリング手法として生まれた。 アサーションを習得することによって、 相手に不快な思いをさせずに、 自身の主張を行うことができる。     アサーションの理論では、 コミュニケーションを 以下の3つタイプに大別できるとされている。   ・アクティブ(攻撃的) ・・・自分を中心に考え、自身の考えを主張する   ・ノンアサーティブ(非主張的) ・・・自身の意見を押し殺し、他に合わせる   ・アサーティブ ・・・相手の主張を尊重しつつも、自身の主張を発する     <各コミュニケーションタイプの例 (遊んでいる子供にお使いを頼む場合)>   アグレッシブ(攻撃的): 「遊んでばかりいないで、手伝いなさい」   ノンアサーティブ(非主張的): 「あのさ・・・楽しそうだからいいや」   アサーティブ: 「まだ遊んでいたいと思うけど、 私としてはお使いに行ってもらえるとうれしいな」     相手を尊重しつつ 自分の主張もする というのがわかると思います。   例では、 立場が上の人間が 立場が下の人間に対しての 自己主張の仕方でしたが、   立場が上の人間は アグレッシブ(攻撃的)になりやすく 立場が下の人間は ノンアサーティブ(非主張的)になりやすいです。   ノンアサーティブは、 断りたいことでも 自分の主張ができないので、 相手の主張をイヤでも飲み込まなければならず、 ストレスがたまっていく原因にもなります。   どちらかが我慢すればいい というのはお互いのためにもなりません。   仕事や日常生活でどうしても 相手の主張や態度、行動を 受け入れられないのならば、 自分の主張の仕方を考えてみましょう。 状況によって いくつかの主張の仕方のポイントがあります。   ◎仕事上の無理な依頼を断る ・現在の状況と自分の気持ちを説明する ・相手に相談する ・譲歩案を提案する   など。   自己主張しつつ相手の立場、 言い分も考慮します。   実は、心理テストのようですが 自分がほめられたときに 自分のアサーションの度合いがわかります。   自分がほめられたら・・・ ・気分が良くなり、自慢話を始める ・謙遜する ・「ありがとうございます」と言う   上から順に ・アグレッシブ(攻撃的) ・ノンアサーティブ(非主張的) ・アサーティブ となります。   また、これらの反応は 「自己肯定感」 「自尊感情」 の、 度合いにも関係してるそうです。 (「自尊感情」については、また後日)   アサーションは、 読んでる分には 「なるほど」 と思えても 実際にその現場になったら なかなか簡単にはいかないと思います。   練習しましょ。   今回も最後まで読んでいただいて ありがとうございます。続きを読む

自分の記憶は都合のいいように書き換えられるらしい

人間関係

自分の記憶は、実は2種類からできています。   今回のテーマは 「記憶を書き換える」 です。   今までは 「対他人」 でしたが、 今回は、どちらかと言えば、 自分向けのテーマです。   (カウンセリング的には 対「相手」「クライアント」 で、使う手法です。)   記憶を書き換えると言っても、 実際に起こったことは タイムマシンにでも乗らない限り 変わりません。   人間の記憶のメカニズムの一つとして 何を記憶してるのかといえば、 「起こった事実」 と 「そのときの感情」 です。   「記憶を書き換える」 というのは、 「『そのときの感情の記憶』を書き換える」 ということになります。   人間悩み事はつきないのですが、 悩む原因になったこと というのは、 探っていけば、なにかしら 「思い当たること」 が、あります。   カウンセリングだと お医者さん、カウンセラーとの カウンセリングの中から、 相談者自身も意識してなかった その原因となってることを、 あぶりだしてくれますが、   自分ひとりで 意識していることからでも、 その原因の一端には たどり着けそうです。   例えば、 「会社に行くのがつらい」 とします。   基本的には 「なぜ、そう思ったのか?」 を、どんどん深く掘り下げていきます。   「会社に行くのがつらい」 ⇒ 「なぜ(why)」ですが、 5W1Hで考えてみるといいでしょう。   「つらいと思うのは?」 いつ(When) どこで(Where) だれが(Who) なにを(What) どのように(How)   「上司に怒られたとき」 「仕事のことで相手先に迷惑をかけた」 など。   このときの感情を 確認しておきます。   感情の元になっている事実は 一応そのままにしておきます。   本人が思っている事実と 実際の事実は違うときもありますが、 個人が、自分で探ってみる ということなので、 これは、この段階では 自分の思ってる事実でいいでしょう   「上司に怒られたとき」 「仕事のことで相手先に迷惑をかけたとき」 ⇒ 「申し訳ないと思った」 「自分はなんてダメなんだ、と思った。」 とします。   このことが 記憶されているわけですが、   「上司に怒られて、 『自分はなんてダメなんだ』と思った。」 というのは、   「上司に怒られた」 という事実と 「『自分はなんてダメなんだ』と思った」 という感情が、 一緒になってますが、 これを、分けて考えます。   「記憶を書き換える」 のは、 「『自分はなんてダメなんだ』と思った」 という部分です。   「仕事のことで上司から怒られて」 そのことから 「『自分はなんてダメなんだ』と思った」 という思考になるのは、 何らかの原因、経験があるはずです。     小学生のとき 一生懸命やったと思ったのに、 先生にものすごい怒られた とか、 などです。   このときの状況と感情を確認します。   「みんながあまり真面目にやってないので、 自分ひとりががんばってみたけど、 結果的に出来てなくて、 先生からは、連帯責任としてすごく怒られた。 結果は出来てなかったとしても、 自分は一生懸命やった。 あの時は、みんなが悪い」 だとします。   このことからは、 自分という人間は、 「結果よりも過程を見てもらいたい」 「一人でやりたがる」 「仲間を説得しようとしない」 という 「思考のクセ」 があるのかも? では、そういう風になった出来事は・・・   という感じで掘り下げていきます。   その「思考のクセ」の もとになっている部分を見つけて、 考え方を改めていく   これが、 「記憶を書き換える」 という作業になります。 自分自身を 見つめなおすときに このことを思い出してみてください。   自分のことが もう少しだけ好きになれると思います。 では。続きを読む