他人とのコミュニケーションがずれる理由

「対話分析」

 

これまで 「自我状態」 を、

書いてきましたが

自我状態は 当然、相手にもあります

 

おさらいですが

自我状態は3つ(5つ)

 

「P」:親のような私

CP:批判的、父親的

NP:保護的、母親的

 

「A」:成人としての私

 

「C」:子供のような私

FC:自然な子供

AC:従順な子供

 

です。

 

この自我状態は、

その人の考え方のクセ、傾向 性格に

影響を与えています

 

なので

相手がいて、 対話(会話)をするときには

自分のほうからは 自分の自我状態で

相手に言葉を発します

 

このとき

相手から帰ってきた言葉は

相手の自我状態に 基づいています

 

基本的にはお互い無意識です

 

この時の お互いの自我状態によって

対話(会話)が

噛み合う、噛み合わない

が、おきます

 

ただ、

自我状態そのものに

いい、悪い、 は、

基本的にはないので

 

ニュアンスとしては

大雑把過ぎますが

「選択間違い」

「まぜるな危険」

こんなイメージです

 

 

 

 

会話の具体例のほうが

わかりやすいと思うので・・・

 

会話が噛み合うケース: 相補的交流(適応的交流)といいます

 

イメージはこんな感じ

 

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ポイントは

「平行になっている」

ところと

「相手の自我状態をどう思っているか」

です

 

これがお互いに合うと

コミュニケーションは スムーズになります

 

 

自我状態が同じケース

自我状態が同じで

かつ

自分が思っている相手の自我状態も 合っています

 

P⇔P

自分「Cさん、なんか具合悪そうだね」

相手「そうですね。病院にいくように言ってみます」

 

お互い「NP」ですね

 

A⇔A

自分「雨、降りそうですね」

相手「なんか、暗くなってきましたね」

 

お互い「A」です。

 

「A」は、

今現在のこと、

自分が大人になってから 身についた経験、思考など

です

 

どちらも、

今現在の状況の把握や、

現状を分析している話なのが

わかります

 

C⇔C

自分「飲みに行こうよ」

相手「いくいく」

 

お互い「FC」です

 

これも わかりやすいでしょう

 

 

お互いの自我状態が違うケース

自我状態が違っても

「平行」

「自分が思ってる相手の自我状態と

実際の相手の自我状態が一致」

で、あれば

コミュニケーションは スムーズです

 

C⇔P

子供「100点、とったよー」

親「すごいねー」

 

ごく自然な会話ですね

子供は「C」

親は「P」 です

 

「自分が思ってる相手の自我状態と

実際の相手の自我状態が一致」

 

しているのが、

わかると思います

 

P⇔C

上司「ここ、間違ってるぞ」

部下「すいません。すぐ直します」

 

上司「CP」

部下「AC」

です。

 

これは、 一見良くなさそうですが

「平行」

「自分が思ってる相手の自我状態と

実際の相手の自我状態が一致」

が、あっているので

 

コミュニケーションとしては

「合っている」

と、なります

 

ただ、

上司の「CP」が 強すぎると

別の問題が発生します

 

基本的には

以上の例を参考にしていただければ

相手にとっても

「自分が受けいられてる」

と、感じるように なるはずです

 

コミュニケーションは

相手ありきですので

お互い、気分よく 会話することを

目指してみましょう

 

ここで、 注意点があります

自我状態が

「平行」

「自分が思ってる相手の自我状態と

実際の相手の自我状態が一致」

であれば

コミュニケーションが とりやすいのは

間違いないのですが

 

こんな例はどうでしょう

 

子供A「このお菓子盗んじゃおーぜ」

子供B「やっちゃお、やっちゃお」

 

お互い「C」です

 

コミュニケーションはとれていますが

良くないのは明らかですね

 

実は

コミュニケーションが取りやすい分

良くない関係 というのも築きやすく

 

相補的交流には

負の一面もあります

 

もし

 

子供A「このお菓子盗んじゃおーぜ」

子供B「そういうことは、しちゃだめなんだよ」

 

だと

 

子供Aが「C」

子供Bが「P」

です

 

子供Bのしていることは 間違ってはいません

 

ただ、

コミュニケーションのみをみると

子供Aは

「自分が否定されたような感じ」

を、受けると思われます

 

これは

「平行」

「自分が思ってる相手の自我状態と

実際の相手の自我状態が一致」

に、なっていないからです

 

子供Aは

子供Bが「C」の自我状態だとおもったのに

実際には「P」の自我状態の反応が返ってきた

ということです

 

平行でない ⇒ クロスしている

ところから

これを

「交差(的)交流」

といいますが

 

これが

コミュニケーションが ずれる原因です

 

これについては 次回にします

 

最後まで読んでいただいて

ありがとうございます

         

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