プラス思考が苦手な方向け、マイナス思考を上手に使う方法

次々考えが出てくる思考法

 

 

仕事、プライベートで目標を立てたのに、予定通りに進まない。

 

アイデアが必要なのに、ずっと考えても何も浮かばない。

 

そんな方に向けた「プランの建て方」「アイデアの出し方」を紹介します。

アイデアはどこから仕入れる?

アイデアや解決法を外部からの情報ではなく、

 

自分の中にあるものの中から見つけること

 

になります。

プラス思考、前向き思考の弊害

本屋さんにいったときよく目にする本のタイトルは「プラス思考」を前提にしたものが多いように思います。

  • 「結果から逆算する」
  • 「買い手のことを想像する」
  • 「脳に成功イメージを植え付ける」

読んでみたことがある方はおわかりでしょう。本の内容はとても素晴らしいことが書かれています。しかし、実際に本に書かれてあるとおりに実践できた、結果が出た、という方はどのくらいいるのでしょうか?

  • 「失敗しても改善してやり直せ」
  • 「とにかく回数をこなせ」

こういう文面が並びますが、ある意味そういうことができるのならば、この手の本は最初から読まないように思います。使命感が猛烈にある人ならできそうですが、実際はそうでない方がほとんどです。

マイナス感情からスタートする思考法

 

そこで、もっと人間の性質に近づいたやり方が無いかを探してみました。人間は経験のない「思考のみ」のことよりも、実際に体験した事実のほうがわかりやすいし、その時の感情は何年立っても覚えていたりします。悪いイメージを引ずる状態を「トラウマ」なんて言ったりしますね。

 

特に失敗ばっかりしてる人、あまりチャレンジしたことのない人にとって「成功イメージ」というのはそれこそリアル感がなく、まさしく「絵空事」になりがちです。明確にイメージできないことは、どう行動していいかわからなくなることに繋がり、結果「やらない」という選択をとってしまいます。

 

そこで、自分にとってリアルに残っている「マイナスの思考・感情」をベースに思考をスタートしてみることにします。

 

一説には

 

人間の感情は「プラス4:マイナス6」
感情を表現する言葉の数は「前向き系4:後ろ向き系6」

 

の割合である、言われています。

 

人間は「チャレンジでして何かを取りに行く」よりも「今あるものの損害を防ぐ」ほうがより強くでるのです。これは、生物としてより長く生き延びるための戦略、とされています。

 

なので「マイナス感情」のほうが割合が多い分、「プラスの感情」よりも出やすいはず。

 

具体的な思考法は

  • やりたくないこと
  • ムカついたこと
  • 腹の立つこと
  • できなかったこと
  • うまくいかなこと
  • 嫌なこと

などからスタートします。これだといままであまり成功体験がない方でも、想像できるでしょう。

 

また、プランの実行がうまく言っていない人は、「うまくいかない言い訳」をひたすら書いてみます。

 

  • 時間がない
  • これでいいのか不安
  • 結果が全く出ない
  • 教えてもらったとおりにならない
  • 自分が悪い
  • あいつが悪い
  • 環境が悪い

 

自分のなかで処理することなので、気にせず個人攻撃もやってみましょう。

 

(注:個人攻撃は外には出さないように。あくまでも自分の中で)

身近なところに題材はいくらでもある

 

では具体的な実践方法です。

 

題材は、普段の生活で感じた「ちょっとイラッとしたこと」にしてみました。

 

先日、あるステーキハウスに行きました。

注文をして、スープバーに行きましたら先客で男女が2人いました。
順番を待ってましたが、なんかやたら長い。なかなか順番が回ってきません
何してるんだろうと前をのぞくと、その人は5種類あるスープを全種類お盆に乗せていました。

 

(そんな大人数だっけ?)

 

とりあえずようやく順番が回ってきたので、自分はスープは1杯分だけ取り、席に戻りました。
途中で先ほどの2人を見ましたがどうも夫婦2人ぽいのです。

 

(一気に全種類持っていくわけ?)

 

続いてサラダバーに行きましたが、これまた男性の方は全種類一気に持っていこうとしています
さらに女性の方は、「タレ」を小皿にとり、こちらも全種類2人分を一気に持っていこうとしています。

 

このときの自分の感情を素直に言えば
(なんじゃこいつら)
と思ったわけです。

 

題材はこのくらいで十分です。

事実と感情を分けて考えるとアイデアが出やすい

 

次に必要なことを書き出してみます。

 

ポイントは事実と感情を分けること

 

この例でいくと

 

事実

 

  • 順番待ちしてたら先客がやたら長い
  • スープを全種類持っていってる
  • タレも全種類持っていってる
  • サラダも全種類持っていってる
  • 時間がかかる。後ろの人を待たせてる

 

これに対応して

 

感情

 

  • 長い
  • 邪魔くさい
  • 後の人のことを考えてない。むかつく

 

こうなりました。

推察は自由に思いつくままにやる

 

ここからは自由に思いつく限り、推察していきます否定ばかりではなく、肯定したり何かを足したり引いたりしてみます。

 

まず疑問形にしてみましょう。全部に「なぜ」を付けてみます

 

事実
なぜ、全種類一気に持っていくのか?
感情
なぜ、自分はなぜそんな感情になるのか?

 

疑問形に対して自由に自分の考えを書いていきます。

 

 

・なぜ、スープを一気に全種類持っていくのか?

 

  • 全種類飲みたい
  • 何度も取りに行くのが面倒

 

  • お腹いっぱいになる
  • 冷める

 

  • 得した気分
  • 取らないと損

 

・なぜ、タレを一気に全種類持っていくのか?

 

  • 全種類食べたい
  • 何度も取りに行くのが面倒

 

 

  • 一切れにしか使えないのでは?
  • 味が混ざらないか?
  • 諦めが悪い感じがする?

 

・なぜ、サラダを一気に全種類持っていくのか?

 

 

  • 全種類飲みたい
  • 何度も取りに行くのが面倒

 

  • トータルでお腹いっぱいになる

 

こんな感じになりました。

自分でも気が付かなかったフレーズが出てくる

とりあえず、練習なのでこのくらいにしてありますが、「なぜ」の回答にさらに「なぜ」を付けていくことで考えを深化させることができます。

 

このとき「こんな考えで良いのだろうか?」と思わず、数を優先します。

 

(「なぜ、こんな考えで良いのだろうか?」と思うのか?という項目からさらに深く考えていくこともできます。)

 

 

 

ここまでやってきて自分で気がついたのは

 

諦めが悪い感じがする

 

という自分の価値観、考え方です。

 

 

 

これは自分の中で「ひとつ選んだら、何かを諦めなければならない」ということだろうと思います。

 

それに対してステーキハウスにいた男女2人は、「ひとつ選んでもさらに選ぼうとしている」わけで、そこに違和感があったからでしょう。

 

考えを深めていくなら、さらに「なぜ、そういう考え方になるのか?」としていきます。

 

 

 

これで何がわかるのかと言えば、「自分の思考のクセ」です。

 

いまは、始めたばかりなので自分の考えのサンプルが少ないですが、ある程度数をこなすと必ず「考え方の傾向」が出てきます。

 

そうなったらまた「なかなか出てこない考え方」というのがわかるようになり、「それはなぜなのか?」と進めていくことが可能です。

 

 

 

また、事実の方にもなぜを付けていけば、

 

  • 2人で埋まってしまうので後ろがつかえるのでは?
  • 注意書きをつける
  • 店員が注文のとき説明する

 

など、考え方を「広げる」ことも可能になります。

ますは、マイナス思考を「ワンフレーズ」書いてみよう

ここまででも「マイナス思考」からスタートしてかなりの広がり、深さが出てきました。

 

今後、いろんな事例を同じようにやっていけば、いい考えアイデアが「自分の中から」でてくるはずです。

 

ぜひ、実行してみてください。

 

 

えっ?めんどくさい?

 

では、「なぜ、めんどくさいと思ったのか?」から始めましょうか。

 

これだけのスタートでも相当考え方が広がるはずです。

 

 

この項目は以上です。

 

ありがとうございました。

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